いま 本を読んで いるところ。


by bacuminnote
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Eureka!

▲洗濯物を干しながら、買い物に行く道すがら、台所に立って、お風呂洗いつつ。
相方と息子に、かかってきた電話で、出会うひとごとに。今日も一日何回となくぼやいた気がする。
暑い。暑すぎ。たまらんなあって。
だから、夜 9時を過ぎてちょっと風が入って 涼しくなると心底ほっとする。
そうして、もっと風を感じたくて窓際に立つ。

▲窓のむこう、夜の木々たちは昼間のそれよりも何だか圧倒的な存在感があって。濃い緑の隙間から近くのマンションの灯りが
ぽつぽつ覗いて見える。
白く長く光ってモノレール4両は、家路へとむかうひとたちを乗せて夜の中を走ってゆく。ああ、すずし。いくらエアコンがなんたらの森やら高原の風と名付けようとも、やっぱり自然の風には勝てへんわね。

▲森、といえば、夏休み前ということもあってか、広告に「アウトドアには・・」という文字をよく見かける。
今更言うのも何だけど、わが家はインドア派である(ただの出不精、ともいう・・苦笑)
それでも昔。
「よし!キャンプに行こう!」と家族で盛り上がってたこともあった。
そもそも 子どものときはともかく、大きくなってからは相方もわたしも どっちかというと明るい場所より暗いところを好んできたし(苦笑)キャンプの経験もほとんどないに等しく。そのくせテントはやっぱ Eureka! (ヨーレイカ) が色がキレイ、とか言うて・・カタログ広げて無邪気にはしゃいでた。

▲たしか上の息子が小学3年のときだったと思う。信州に(その頃は滋賀・愛知川に住んでいた)初めてキャンプに行くことになった。真新しいテントはEureka!の。(しつこい・・)グレイに深いワインレッド。いや、色やデザインの話はとりあえず横に置いておいて。
設営の仕方を「おさらいしておかんとな あかんな」ということになって、夕方 パンの仕事を早々に終わり(夏のパン屋はヒマ)近くの運動公園に親子三人繰り出し、設営の練習をした。

▲夕方とはいえ、まだまだ陽は高く。暑い運動場、炎天下のキャンプごっこの親子は、どう見ても滑稽である。いや、しかし、本番でうまくできないとイカン、と本人たちは真剣。汗かきながら時々マニュアルみながら、出来た!出来た!おおお~余裕。余裕。結構 簡単やん。と家に帰ってビールとお茶でカンパイした。

▲で、いよいよ夏休みになって、いざ出発。一日目はおどろくばかりに、さっさかさーとテント設営もできて「やっぱり、あの練習のおかげやなあ」とビールとジュースでカンパイした。ところが、二日目場所を移動してのキャンプ。何故かうまくいかず、だんだんあたりが暗くなるわ、風は出てくるわ・・で、焦って「あんたが悪い」「お前がまちがってる」と フウフでののしりあう、というおきまりのコース(苦笑)
一方「火の係」の息子もなかなか点火せず。
「もう休憩したら」と何度言ったことか。持って行った団扇がボロボロになった頃、ようやく着火!

▲すっかり遅くなった夕ご飯。
よそのファミリーキャンパーはたいていバーベキューや鉄板焼き。お肉の焼けるいい匂いと、笑い声。キャンプサイトもなんだかゴーカだし。それに比べて我が家が自慢できるのはEureka!(しつこい)だけ。テントと火の一件ですっかり意気消沈してたし。それでも、信州の友人特製の虹鱒の薫製・ベーコンに取れたてのきゅうりとなすび。家から持参した自家製の味噌・・・地味ながら、充実の夕ご飯(と、わたしは思ってたけど、あとで聞いたら息子は「バーベキュー家族」がうらやましかったらしい)

▲その後 丸二日雨に降られたけど、最終日にはきもちよく晴れ、テントにも慣れ、初めてゆっくりたき火を楽しんだ。小枝がぱちぱち燃えるさまにじっと見入った静かな夜。
よかったね。また来よう。と、珍しくけんかもせず、言い合った気がするのに。
それから、だれも「キャンプに行こう」とは言わなかった・・・なあ(笑)

▲もっとも、そのときは遠かった信州に、しかもその地よりも もっと遠くもっと高い所に、その2年後にはキャンプではなく家ごと引っ越してしまったのだけど。
結局あの数日のキャンプ以後、使わなかったテントは滋賀から開田高原に持って行ったものの、彼の地での暮らしはそのままアウトドア・ライフの世界の日々で。二階の物置に上げたきり使わないまま、また次の引っ越しとなり(苦笑)友人でもある次の住人に託して来た。
そういえば。
Eureka!とは 「わかった !」って意味だった。
なんだか意味深い。
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by bacuminnote | 2006-07-14 20:43 | 出かける | Comments(0)