いま 本を読んで いるところ。


by bacuminnote
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歩道橋の階段は52段で。

▲先日は義父の一周忌でした。
もう一年。あっというまの一年。しかし、いろんなことが もう てんこ盛りの一年。
これまでも結構波乱の多いわがジンセイでしたが、この一年のあれやこれやは間違いなくベスト3に入るよなあ(笑)と思いながら、窓の外を眺めます。
目の前に開田高原のあの透き通るようなブルーの広い空と濃いみどりの山々はないけれど、庭に干した洗濯物が秋の日差しの中できもちよさそうに揺れ、遠くにモノレールが4両ゆっくりすべるように走ってるのが見えて。
それに。
図書館や買い物に行くときの道々の緑も。
歩道橋の階段は52段で。一気に駆け上がって はあはあ言いながら見る橋の下、何本も走る道路とその上を途切れることなく流れる車。自転車置き場の守衛さんの欠伸。あちこちから聞こえる大阪弁。
これはこれで my favorite things です。

▲そしてその法事の翌朝、くたびれて寝坊していたら携帯メールの着信音で目が覚めました。見ると浜松の友人からで「難波(大阪ミナミにある駅)に10:30頃着きます」
ん?何?ええっ~。聞けば、思い立って朝一番鈍行にて名古屋まで。名古屋から近鉄で難波まで(JRより時間はかかるが安い)出て来た旨。
おお!すばらしいそのフットワークの軽さ。さすがわたしらの友だちです(笑)
で、何故その日かと問えばうちの上の息子が帰国する、と聞いたから「逢えるかなと思って」とのこと。たしかにこの日に帰ってくるとは言ったけどこの日に大阪に帰って来るとも言ってないのに。何という早とちり・・・と大笑い。それでも何でも「友 遠方より来たる。楽しからずや」な時間。

▲この方たちとは開田村で知り合いました。
我が家のすぐ近くに同じ年に同じように古い家を借り、彼らは山好きグループの「山荘」として、休みになると来てはったのです。わたしたちは彼らのおかげで、山の中に在っても、時に浜松から持って来てくれる新鮮な刺身を大皿一杯食し、おいしいsweetsを楽しみ、服のお下がりを頂戴しておったのでありました。
「むこうじゃ肘や袖口がぼろの服も平気で着てたけど(大阪住まいになって)ちょっと小ぎれいになったじゃん」とお誉めの言葉(?)には
思わず大がつくほどの苦笑。
でも、基本的生活スタイルはここでも何ら変わってない、ことを確認され(笑)昼過ぎに「んじゃあ、また来るわ」と早々帰路に。

▲が、しかし、この日は結局息子から空港に「着いた」コールがなく、何度電話するも繋がらず「ま、長時間の飛行機で疲れて寝入ってるのかも」と思ったけど、翌日も連絡なし。電話もやっぱり繋がらないし、で、思いあまって航空会社に問い合わせたら、2回の乗り継ぎで 都合2日かかって到着することが判明(って、実はメールで知らせてきたチケットの到着時刻の末尾に「+1」と2カ所に書かれてあったんですけどね。航空チケットの見方なんか知らんかったもん・・・と一人ぶつぶつ)
いやはや、友人よりもっと「早とちり」はこのわたしなのでありました。
というわけで 最初思ってた日から2日後やっと、めでたく?成田から息子の「今着いた」コール。
案の定そのかん2日分のしつこいほどの(わたしからの)着信履歴を思いっきりばかにされた「おかん」でした。ふう。
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by bacuminnote | 2004-11-16 14:10

夜やのに。

▲多分そうだろうと思いながらも「もしかしたら」という気もあり、どっちになっても大きな変化はないかもなあ、と思いつつ「それでも人が変わったら少しは」という消極的期待もあったんだけど。
「選挙とはそういうもんだ」と言われようとも、なんでケリーはブッシュに「おめでとう」などと言うんだろ。
だいたいその選挙システムもわからないことがいっぱいで、ブッシュへの5911万票という数字にも唸ってしまう。
ああ、やっぱりショック。
なんだか胃のあたりに鉛を抱え込んだような朝となりました。

▲さて。
早いものでもう11月となりました。去年の今ごろはまだ山の中でパン屋をしており、薪ストーブを焚き、そろそろタイヤ交換をし、山々が朱や黄色から少しずつ薄茶色に変化するのを楽しみ『お山(御嶽山)に三回雪が積もれば里にも雪が降る』の言い伝え通り「今年もそろそろかなあ」と冬の色をした空を見上げていました。
まさかその一年後大阪で、たまに半袖の若者を見て驚き、『鍋』で暖まるを通り越し汗だくになり、日中は窓を開けて、上着なしで自転車でパンを「買い」に走ってるやなんて。思わなかった。
ほんま、夢にも思わんかった。

▲麦麦のお客さんとは今もおつきあいの続く方が多く「どっかおいしいパン屋さんない?」が挨拶がわり(笑)
そして「家で食べる分だけでも焼けばいいのに」なあんて言われることも多いけど、まだそういう気分になれず、専らおいしいパン屋探しが続きます。
そういえば、転居後いつだったか「おいしいパンみつけた」と麦麦通信に書いたパン屋さん・・夏からずっとお店が閉まったままで。
自分ちも急にやめておいてナンですが、車で前を通るたびにシャッターの下りたお店がさびしい。どんな理由があるのかわからないけどまた粉だらけのTシャツ着て髭にも粉つけて(笑)パン焼いてるとこ見せてください、と思うのでした。

▲開田とここ大阪では生活スタイルが何から何まで一変した我が家ですが、中でも顕著なのは起床・就寝時間です。
前は相方は朝というよりは真夜中(午前2時半すぎ)に、わたしはそれより3時間ほど遅れて起床。彼はお昼に少し仮眠して、夜は家族全員9時半頃には就寝、というパターンでした。
だから、大阪住まいとなって、昔からの友だちのAが「ライブするからおいで」と誘ってくれても「それ何時から?」「8時」「ええっ?8時で終わりじゃなくって?」・・・とまあ何だか遠い世界だった、のです。
電車に30分も乗れば行けるのに。相方も息子も「行ってきたら」と言うてくれるのに。
ただただ夜のまちにでかけるのが こわかった(苦笑)

▲けど、先日共通の友だちと一緒に行こう、ということになり勇気百倍。
「ふたりでライブになんて、何十年ぶりやろなあ?」と行く前から大いに盛り上がり、その日を楽しみにしていました。
しかし何日か前になって彼女から「ごめーん。行けなくなった」メール。ううう~残念→不安。
けど、ここで「そしたら、わたしもやめとくわ」では これからもずっと一人で夜の外出はできんぞ、と一大決心して(オーバーやなあ・・笑)予定通り出かけることにしました。

▲まずはAのオフィスの地図をファックスで送ってもらい、ネットでは『駅前探索クラブ』にて地下鉄のチェック。『駅探・おでかけ道案内』で目的地のチェック。「お前N.Yにでも行くんか?」とバカにされながらも・・・ああ「ちゃんと行けるやろか。ちゃんと帰って来れるやろか」と どきどき。
そして、いよいよその日は来て。
「駅からたったの2分」というAの説明に意地でも自力で、って思ったのに、かの駅に着いたら、地図と現実の道がわたしの頭の中で一致せず(泣)仕方なく電話でSOS。
ところが、説明してくれる目の前のあるという建物そのものがわからん(号泣)
どうも皆目わかってないわたしのそんな様子にAが「今からすぐ行くし、そこから動いたらあかんで。じっとしときや」・・・って、なんかまるっきり子ども扱いやん。

▲15~16年ぶりに逢うAの先導で「徒歩2分」の後 彼の事務所のあるビルに到着。「どしたん?くみちゃん、昔は夜中でも平気で歩きまわってたやん。ほんま心配になってくるでー」とエレベーターのボタン押しながら「あっ、エレベーターって乗り方知ってるよな?」なんて言うてる。ふん!そんなもんくらい知ってるわい。
しかし。
田舎暮らし17年というのはやっぱりいろんな意味でハンパな時間じゃなかった、と痛感。

▲彼の相棒のYちゃんと車で会場の某カフェに。わたしは今回何十年ぶりかの記念すべき第一回夜の外出篇、ってことで控えめに早い目に退場予定、一方彼らは最後まで聴いていく、とのことゆえ、帰りはわたし一人。
道中「しっかり道覚えておこう」と思ってたこともすっかり忘れ、久しぶりの再会の興奮で 車中でもしゃべりまくる誰かさんでありました。
会場に着くと、この日出演のもう一組のバンドがリハーサルをしていました。おお~いいぞ。いいぞ。この感じ。忘れかけていたsomethingがむくむくよみがえってきます。

▲しばらくするとAの親友M君登場。この子(といってもやっぱり50のおっさんですが)とは、25年ぶり。目があったのでにっこりしたら「あのーもしかしてぼくの知ってるひと?」と尋ねられた。で、名乗ったら「ええっ?あの大きかったくみちゃん?なんか面影がなーい」
とか言うのである。
ふん!しらん人が聞いたら、今でも結構なsizeやのに前は恐竜やったんか?って思うやん。
そうそう、M君は有名なお方。けど、ちっともそれらしくなく昔のまんまで、とぼけておもしろかったので、息子のおみやげに「サインして」と言うのすっかり忘れてしもぅてた(笑)

▲そうこうしてるうちに友人夫妻の演奏が始まりました。
30年ぶりに聴くAのギターも唄もいい感じに年を重ね、Yちゃんのおもちゃのピアノや鉄琴の音もチャーミングで。
ああ来てよかった。
もっと聴いていたいなあ、と思ってたけど、やがて彼らの演奏も終わり、シンデレラ(ん?)は帰途に。
この並はずれた方向音痴の為にYちゃんが車で駅まで送ってくれました。助かった~
で、元気よく階段を駆け下りたものの、この地下道には人が誰もいなくて、通路の壁に何メートルかごとにある赤い防犯ベルがやけに目立つので、どんどん歩くスピードが速くなり、しまいにはダッシュして(笑)予定通り9時すぎの地下鉄に乗りこみました。

▲電車の中は、きっと もうまばらか・・と思ったのに通勤電車のように満杯です。
夜やのに。
どの駅からも一杯ひとが乗ってきはるんやもん。ほんまにびっくりです。
月曜の夜にこんな遅うまで皆何してるんやろ?と思いながらも、前に立った若いビジネスマンたちが「もう一軒行く、行かない」で もめてるのをおもしろく聞かせてもらっておりました。
駅に着くと相方が車で迎えにきてくれてて(わかってたけど)うれしかった。
いい夜でした。
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by bacuminnote | 2004-11-04 22:10 | 音楽