いま 本を読んで いるところ。


by bacuminnote
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<   2005年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

▲この前はまだ固いつぼみだった梅が花開き始めました。その小さくて薄い花びらが風に吹かれ たよりなげに揺れているのを見ながら、まだまだ冬、すこぅし春なこの頃。
そんな中 いいお天気に誘われて昨日は散髪。
あ、散髪たって床屋じゃなく一応美容院に(笑)ところが、いつも行ってるお店に着いたら休み。で、迷ったけど「今日切りたい気分」だったので初めてのところに入ってみました。

▲そしたらちょっと浅野くん 風の若いお兄さんが担当で、一生懸命おばちゃん相手に話しかけてくれるんだけど
「髪、カラーリングとかされてます?」「いいえ」
「シャンプーはどんなものをお使いですか?」 「えっと、石けん」
「パーマはかけられないんですか?」 「あ、昔2回ほど」
「何かスタイリングにお使いですか?」  「髪の毛洗ったらそのまま」
・・・と、まあ全く話にならんので、なんか気の毒になってきた。ほんまはものすごいおしゃべり好きなわたしだけど、お兄さんが無理して話を考えんでもいいように?がんばって最後まで無口を装いました(笑)ふう。黙ってるのも疲れるなあ。

▲カットがすんで、こんどはシャンプーとマッサージ。これらはアシスタントの女の子です。頭髪マッサージとやらをしながら、今使ってる何たらいうモン(笑)の説明を一生懸命してくれるんだけど、そんなん買う気もお金もないし、家に帰ったらただ
石けんで洗うだけの頭やしなあ・・・と、その「一生懸命」に応えられなくて申し訳ない気分。

▲けど、彼女のことばの はしばしに「南の風」を感じたので 「今日は何もしゃべらんとこ」の禁を破って「どっか暖かいところの出身?」と聞いたら「あっ、わかります?沖縄なんです」と  とたんに顔が明るくなった。二年前に宮古島から出て来たという彼女。ヘヤーケアーの何たらを語ってるときより うんと生き生きした表情で
「島はやっぱり遠くてなかなか帰れないけど、3月には姉のいる那覇に行くんですよぉ」 と言ってた。
きっとものすごく楽しみにしてるんやろなあ。「3月になったらね」って何回も言ってたもん。
そして、そのうれしそうな顔が 鏡に映ってわたしもなんかシアワセなきもちになる。

▲たぶん もう逢うこともないかもしれない人と そのときだけの話をするのは楽しい。
かっこつけて 一人旅した若い頃。けど、根が寂しがりやから 電車の中やまちの中の八百屋さん食堂のおばちゃん、jazz喫茶に(地方に行ってもどこか一軒はある)土産物屋・・・と、いろんな人と いっときだけの話をしたことを思い出します。

▲だから。
「知らないひとには話をしない」時には「話しかけられても返事をしない」などということをこどもに言わなければならないのは気が重い。挨拶をして殴られた、なんてニュースには唸ってしまう。
ほんま 世の中病んでるなあ。
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by bacuminnote | 2005-02-23 21:32

かいらしなあ。

▲朝はいつも半分ねぼけながら雨戸を開けて「おお、さむー」とばかりに、外も見ないでガラス戸と障子を閉めるのですが、今日は思いの外きれいな青空だったので、ふと手を止めて見た庭木のひとつ。それは細い枝にちょんちょんと絵筆で色を落としたみたいな 小さな紅色の梅のつぼみ。なんともかわいく愛おしく 戸を閉めるのも忘れてしばし見入ることです。

▲去年の今頃、外は零下10度~ときに20度にも、の銀世界。
「春の色」をみつけるのはまだまだうんと先のことだったから、ちょっとカンゲキ。
後ろから「寒いから閉めてよー」という息子に「ほらほら、見てみ。梅の花のつぼみやん」と はしゃいでは「わかった。わかったから早く閉めて」と軽くあしらわれるのでありました。

▲けど「早く閉めて」と ぼやくこの子も去年までは 信州の家で雪がまだとけない中、いつも一番に咲き始める庭のクロッカスの花の黄色を見つけると「咲いた、咲いた」と大騒ぎして家に飛び込んで来たものです。
長い長い冬の間じゅう 大人も子どもも日に何度も何度も雪かきして、薪運びして・・・の末に見つけた「春の色」はやっぱり特別だったんだな、と改めて思った朝。
いや、それでもここはここでの春の色。
枯れ色の中の紅色がやっぱり「かいらしなあ」(関西弁で「かわいいなあ」)と、こんどは窓越しに見る(笑)梅の花です。

▲枯れ色といえば、先月末ついに「一世紀の半分」に到達したわたし(笑)
相変わらず 久しぶりに再会する友人とは開口一番「全然変わってへんなあ」とその変わらぬ若さを互いにたたえ合う(苦笑)のですが、傍でそんな様子を見るともなしに見ている相方や息子は一言「あほらし」とシビアな視線を送って来ます。
そら、そうやわ。学生の頃と今と変わってへんはずはない、もんね。

▲だから、話題は老眼やコーネンキから始まるんやし。
長いブランクの間、それぞれに違う道を歩き、違うことで悩み、違うことで喜びを感じ
積み上げて来たものも全然違う。その違いに改めて「時間」を思うのだけれど。
あ、でも 笑う顔が ほんまにええ顔してる。
咲き誇る満開の花とは違うけど、枯れ色に紅のつぼみが如く 控えめで「かいらしい」よなあ、と
またもや誉め合うおばちゃんたちである(笑)
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by bacuminnote | 2005-02-13 12:11 | 開田村のころ

「ございます」

▲窓越しに雪の降るのを眺めています。
去年まではこんな風に暖かい部屋から ただ「眺めて」はいられない雪だったので、新潟の人たちがかいても、かいても降り積もる雪に向かってはる姿がテレビのニュースに映されると落ち着きません。とりわけこの数日の豪雪には胸が詰まる思いです。

▲「雪国を捨てず 雪解けあるかぎり」
新潟・上越市の俳人・饒村楓石(におむら ふうせき)氏の名句ですが、「捨てず」「捨てられず」必死に雪と格闘している人々のもとに きっと行き届いていないのであろう 行政による支援。
いつだって弱ってる人、困ってるいる人にたよりにならないことの多い政治。かんじんなところには力もお金も注がれることの少ない政治。ああ、あれにもこれにも、と煮えくりかえるような思いの毎日。けれどそれが当たり前のように慣らされるのがこわい。

▲この間 高校時代の友人から何年かぶりに電話がありました。
「久しぶりにパンの注文しようと思って開田に電話したのにぃ。パン屋やめたんだってぇ?」
昨日は九州から問い合わせの手紙が(開田から)転送されて届きました。
ほんまにごめんなさい。ただお客さんには申し訳ないけど、こういうことがあるとまだどこかで『麦麦』が存在してるみたいでちょっとうれしい。

▲パン屋やめてからもう1年にもなるのに未だに電話に出るとき「麦麦でございます」と言いそうになって。
だから、うちに電話くださってわたしの第一音が「ば」でも笑わんといてください。
あ、それにしても。
今思ったらあの古い家とわが相方、加えてこのおばちゃんにして
「ございます」はやっぱり似合わんかったかなあ(笑)

▲こんなあほなこと書いてる間にも 窓の外ではどんどん気温が下がり  薄灰色の空 、きーんと冷えた空気。
このところどんなに寒くても歩き、自転車に乗る毎日だったのですが、今日は何度も外の様子をうかがいながらも
結局どこにも出かけずじまいで夕方になってしまいました。
部屋の中、にぎやかに干したシャツやパンツや靴下を見ながら(長い田舎暮らしのクセで乾かない洗濯物を乾燥機に入れるのがもったいなくて)好物の最中(今日は『ちとせ』の。ここの『山栗』も大層美味!)に熱い番茶をすする午後で「ございます」(笑)
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by bacuminnote | 2005-02-02 16:21 | 開田村のころ