それなりに八月の終わり やん。
2004年 08月 26日
けど、夜寝る頃になると 信じられないくらい冷た目の風が窓からするぅ~と入ってきて。ああ、ええきもち。やっぱり自然の涼風というのは、思い通りに 吹いてはくれんけど エアコンなんかもう問題にならん爽やかさです。暑い大阪でも まあ それなりに八月の終わりやん、と ちょっときもちもやさしくなる夜。
▲この間アメリカの友人から「今月末 日本に行くことになった」とメールが来ました。彼女とはわたしたち一家が北米を旅した夏にお家におじゃまして以来、だから14年目の再会になります。ひゃっほー。「Aが日本に親子3人で来るねんてぇ」と言うと相方も、それに彼女にまだ逢ったことのない息子(その2)もコーフン気味。で、そんなコーフンが一段落して、ふと「あ、せや。英語や」と、かんじんのこと忘れていたのに 気づき青ざめるのでありました。
▲今からやってもあと三日 と思いながらも macの前に座ると、ついつい英会話のサイトをのぞいてしまうわたし。あ、これ使える。そうか。こういうときはこの単語でええんや。へええ・・・って今頃、そんな一文一語に感心してて どないするねん・・・なんですけどね。うう~ん こういう感じ何か前にもあったような気がするなあ。せや、試験前の一夜漬けのあの貴重なひととき。もうあと何時間かでテストやいうのに、今頃このおもしろさに気づくやなんてなあ・・・のあの感じ。いやはや時は流れ、もはやその頃から軽く30年の月日は流れているというのに、変わらない自分につくづく がっかりするのでありました。
▲が、思えば 初めてAと逢ったときも、滋賀県の中学校の英語のアシスタントで来ていた彼女は日本語がほとんど話せず、わたしたちの英語と言ったら中学1年レベルで。それでも(パン)(玄米)(音楽) の共通のキーワードもあって何回となく一緒に呑んだり、ごはんを食べたり、結構離れた隣町のプールまで 自転車4台連ねて はあはあ言いながら走ったり。一度は大阪まで出てブルースを聴きにライブハウスに行ったこともありました。
▲ちょっと話は横にそれますがこのライブ、Suger Blueというシカゴを拠点に活動してるブルースハーピストのもの。このとき小3だった息子(その1)は最初アルコールのあるライブハウスなので入場を断られたのですが「この子もブルースが好きで聴きたくて滋賀から来た」と店の人とかけあって(ほんまのことやったし・・)無事入場したことも忘れられない思い出になっています。・・・とまあ、そんなこんなの17年のつきあいです。
▲相変わらず彼女は日本語が話せないし わたしたちの英語力と言ったら体力同様年々衰える一方やし(って、中一レベルやったら もう落ちるとこないやん、状態)しかし、相方といったら 彼女と初めて逢ったときからそうなんだけど、わたしよりすごいブロークンな英語と大阪弁で政治・国際情勢の話をしようとするんやもん(苦笑)まいります。ま、いつも当然のごとく難航、時に転覆(笑)したりするのですが、それでもこの人は悪政に怒ってるんや、くらいのことは十分通じてるとは思う。そしてこれは相手がAだけでなく、彼女が帰国後何人かうちにやってきた彼女の友だちに対しても同じ。相方曰く「英語しゃべれんからいうて天気の話しててもつまらん」→ごもっとも(けど、もうちょっとは英語の学習もしてね・・)
▲さて。
すてきなパートナーと出逢い、いまは一歳半のこどものお母さんでドクターになった彼女。ああ、逢う日が楽しみです。
いや、その前に掃除と英語やった!(笑)
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